Tuesday 14 April 2015

ラップについて

ラップ。

あの、よくアメリカの若者歌手などが歌っているというか、
音楽に合わせてしゃべっているような、ラップではありません。

日本でよく言うところの、サランラップというやつです。

でも、サランラップって、商標ですよね。

日本には、クレラップという物も存在することから、
おそらく日本では「ラップ」という単語が、あの、
透明で、容器の側面にピタッとひっつく事によって
簡単に一時的なふたをする事ができる薄い紙状の
プラスティックのことを表現すると理解しております。

という訳で、とりあえずタイトルはラップとしてみました。

さて、日本の生活に慣れた方が英国に住み始めた場合に、
ほぼ、99%感じる不満として挙げられるのは、
英国のラップの品質の悪さではないでしょうか。

ます、英国では、ラップはCling Film と呼ばれています。

さて、Cling の意味を辞書(Alc 様、ありがとうございます)でひいてみました。

cling 【自動】
  1. くっつく、くっついて離れない、まつわりつく、しがみつく
    ・He's still clinging to her memory. : 彼女の思い出が彼の頭から離れない。
  2. 〔信念・習慣などに〕執着する、〔高い地位などに〕しがみつく、かじりつく、固守する◆【類】hold on to
    ・Sometimes people stick to their original idea and cling to it. : 時に人は固定観念にはまり、それに執着することがある。
  3. 〔匂い・汚れなどが〕染み付く
と、出てきます。

つまり、「くっつくフィルム」です。
もしくは、「くっついて離れないフィルム」

さて、実際に使ってみた感想は、

「フィルム」であることは認めるが、「くっつく」という部分は認められない!
ましては、 「くっついて離れない」などどは、言語道断!

名前負けもいいところです。

もう、「くっつかないフィルム」と呼びたいくらいです。

うちの父など、 サランラップがくっつかない食器を憎んでいるくらいなので、
食器を選ばずくっつかない英国の Cling Film も、もれなく憎まれることでしょう。

そして、薄い。

食べ物を包んで、電子レンジにかけて、
うっかり熱しすぎてしまった時など、一部とけてしまったりします。

うーん。これは、身体に悪そうだ。

でも、この薄さに慣れてしまうと、日本のラップがとても分厚く感じられるようになるのです。

そして、一回使って捨てるのが勿体なく感じられて、
洗ってもう一回使おうか、なんて事を考えてしまったり。

その点、英国の Cling Film は容赦なく一回で使い捨てできます。

罪悪感なしです。

最後に、切りにくい。

これは、フィルムの薄さと、箱についているカッターの品質の悪さの
ダブルパンチによるものです。

日本のラップを使うと、切りやすさに感動します。

使い終わった後の箱を捨てるのがもったいなくなります。

英国の Cling Filmの中身を入れて、箱(というかカッター)だけでも
使おうかと考えてしまったりします。

一方、英国の Cling Film を使い終わった箱は、使い終わる頃には
カッターはボロボロなので、容赦なく捨てられます。

こういった色々な理由で、私はこの頃、英国の Cling Film の方が
好きになってきました。

でも、電子レンジには使いません。


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春ですねえ。














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