日本を離れて久しい為、
そんな格安旅行会社があるとは知らなかったのですが、
どうやら最初は、色々と工夫して安く旅行パーツを仕入れ、
それを組み立ててお手ごろな価格で旅行を提供していた会社なのでしょう。
でも、負債の額が半端ではない。。。
私も昔、学生時代にバックパッカーの真似事のような事をして
ヨーロッパを旅行したことがありました。
日本ーヨーロッパの往復の航空券と到着日のホテルだけを
日本で手配して、あとは行き当たりばったりの旅です。
当時は、今のようにインターネットが発達していなかったし、
LINE とかフェイスブックのようなSNSもなかったし、
旅行中は親が心配するから日本に時々電話するのですが、
電話代も、高かった!
そんな状態なので、旅行中にネットで宿を予約なんてできません。
歩いて探します。
都市を移動する時には、できるだけ日の高い内に新しい街に到着するようにして、
ガイドブックに記載されている安宿があるエリアに向かいます。
そして、部屋はありますか?
と、交渉していくわけです。
ああ。若かったなあ。
若かったから、あんな事ができたんだなあ。
そして、今みたいで便利でもなかったし。
今は、旅行に行くときは、航空券もちゃちゃっとインターネットで買えるし、
ホテルもちゃちゃっと予約できます。
でも、昔は今みたいに便利じゃなかったから、
件の倒産した旅行会社みたいなのに、需要があったのですね。
でも今なら、ちょっと旅行に慣れた人なら自分でできてしまうから、
自分で手配するのが面倒な人、忙しくてできない人、
でも、できるだけ安く旅行したい人、
をターゲットに、値段で勝負していたのしょうかねえ。
ちらっと、あの会社の決算(バランスシート)を
ネットで見かけたのですが、
キャッシュがどう考えてもおかしかった。
と、思っていたら、今ネットでは、3年前から粉飾決算をしていたとあります。
それで、納得。
なんか、とても不自然だったので。
でも、人は会社を判断するときに、決算書類を見ますが、
粉飾決算されたらどうしようもないではないですか。
まあ、それをできる限り防ぐために、大きな会社は会計監査が必要で、
それで監査法人が儲けているのだと思いますが、、、
今回のこの旅行会社の倒産劇、なんだか釈然としないものがあります。
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