Saturday 8 October 2005

英国の銀行について

今日は英国の銀行について。

私は留学生時代に英国の銀行口座を開いたのですが、それはもう、本当に大変でした。

昔は(というか、9月11日のテロ以前は)留学生も結構簡単に銀行口座が開けたらしいのですが。。。
私が留学生として英国に渡ったのは2001年の8月末、そう、テロの2週間ほど前だったのです。そして、のんきな私は、1年くらい銀行口座なしで生活していました。海外キャッシュカードを持っていたので、そんなに困らなかったのです。

丸1年間は専業学生をしていました。そろそろ飽きてきたのでアルバイトでも、とバイトを探し、運良く日本人経営の会社にて働き始めた時に、給与が小切手で支払われるという事で、初めて銀行口座が必要になったのです。

銀行口座を開くのには、本当に苦労しました。身分証明がパスポートしかないのですから。その時の住居は個人で見つけたフラットシェア(というか、半分ホームスティ)だったので、もちろん公共料金なんかも自分の名前では払ってないし、住所を公的に証明する手段が一つもなかったのです。
学校からのレターも書いてもらいましたが、私が通っていた学校は公立カレッジの為(つまり地元の学生を対象とした学校の為)学校が銀行口座開設のサポートをしていませんでしたので、結局だめでした。

これから留学に行かれる皆さんへ。
銀行口座は語学学校に通っている間に、学校が提携している銀行で開けるのが一番簡単です。語学学校から、その他専門学校などに進んでしまうと、学校が銀行と提携してないので、本当に難しくなります。でも、大学に正規留学される方は、大学のサポートで問題なく開けると思いますが。。。

そんなこんなで、ハイ・ストリートの銀行を片っ端からあたっていき、やっと一件、私の準備できそうな書類で口座を開いてくれる銀行を見つけたのです。

多分、イギリスにある大手の銀行はすべてあたってみたと思います。
本当、大変でした。

ただ、イギリスのいい加減なところは、同じ銀行でも、A支店ではダメでB支店ではOK。または同じ店舗でも、Cさんに聞いたらダメだったけどDさんはOKと言った。とかがあるので、何事もあきらめない事が肝心です。

例えば、何かのカスタマーサービス等に電話した時に、お願いした事が「ダメ」って言われたら、とりあえずその場は大人しく引き下がって、もう一回かけてみて別の人が出たところで、もう一回同じお願いをしてみると、今度は「OK」と言ってもらえたりするのです。

日本やったら、考えられへんね。

No comments:

Post a Comment