Friday 7 November 2008

anti-terrorism operation

10月31日はハロウィーンでした。
子供達が近所の家の扉をノックして、"Trick or Treat!"とお菓子をもらう日です。
この頃は物騒なので、もちろん子供だけでそんなことをさせるわけにもいかず、親御さんがついてまわったはるのですが・・・。
これは言い換えれば「夜に人々が仮装をして歩き回る」ことが正当化される日なのですね。

それに加えて、イギリスではガイ・フォークスの日が近づくにつれ至るところでボンファイヤーが見られるようになります。
これも言い換えれば、「夜に人が集まって、焚き火をしたり花火をしたりする」ことが正当化される時期なわけです。

今までこれが危ないことだとは認識していませんでしたが、そうなんです。
この時期は、antisocial behaviour の増加が予想されるため、警察は警戒体制に入るみたいです。

New Yorkでは、Anti-terrorism Police も警戒体制だったそうですが、ロンドンではどうだったのでしょう。

なんてことを考えているのはなぜかというと、10月31日のハロウィーン当日、うちの相方が銃を持った警官にボディサーチをされたからです。

家に帰ってくるなり、「怖かった。まだ手が震えている」という相方。

同僚が運転する車でと一緒に帰宅途中(同じ方向なので乗せてもらっている)、後ろのパトカーがライトをチカチカさせるので、追い抜きたいのかと思って減速して脇によせたら、どうやら停まれと言うらしい。で、停車すると運転席と助手席、両側に一人ずつ銃を構えた警察官が。本当に銃を突きつけられちゃったらしい。
なんと、ランダムに車をとめてテロリストチェックをしているという。
名前を聞かれ、名前を無線か何かでチェックして(どこにそんな記録があるの?)、あとは住所とか勤務先とかいろいろ聞かれて無罪放免となったとのこと。
とにかく、無事に帰ってきてくれて、良かったです・・・。もし、何か冤罪で逮捕されちゃったりしたら、と考えるとそら恐ろしい。

こんな事が、ロンドンで本当に起こるんだな、と、ロンドンという街の危険さがあらためて身に沁みました。

しかし、ランダムにチェックしてるって言うけど、多分オリエンタルの相方とアフリカ系の同僚が一緒に車に乗ってるのがあやしかったんだと思う。

本当、無事に帰ってきてくれてよかったよ~。

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