Tuesday 13 September 2005

食生活について-お米バトル

私はロンドンに暮らしておりますが、普段の食生活は非常にアジアンです。

私自身は、一ヶ月くらいパンでも大丈夫なくらいパンが好きなのですが、相方がそれでは嫌だというので、ほぼ毎日ご飯を炊きます。まるで日本に居るみたいです。

ただ一つ、日本に居るのと違うところは、相方の好みのお米がバスマチ米だということ。

バスマチ米とは、インドカレーについてくるご飯で、カリフォルニア産の長めのお米よりも、さらに細長いお米です。もう、ひょろひょろって感じです。
そして、なんとも言えない良い香りがします。この香りが良いのです。

昔、日本が米不足になったことがありましたよね。(大分昔のことです。歳がばれます。)その時、日本政府が緊急措置として、タイからタイ米を輸入したのを覚えてらっしゃいますか?タイ側からは最高級米を提供してくれたとの事ですが、結局日本人には不評でした。「においがある」と言うことで、日本人の口にはあわなかったみたい。

今思えば、あれはバスマチ米だったのかなあ。もし、バスマチ米だったとしたら高級米だぞ!もったいない!「においがある」ではなく「香り高い」だぞ!!!

とまあ、今さら怒ってもしょうがないので、これはおいといて。。。

相方の好みはバスマチ米です。そして、私はやっぱりお米はジャポニカ種が良いです。というわけで、うちでは常に2種類常備して、おかずとの相性も考慮しつつ、なるべく平等に交互に炊くようにしています。

最初はジャポニカ種が続くとお腹の調子が悪くなっていた相方も、この頃は慣れてきたみたいです。

同じお米の文化でも、結構大変なのです。

余談ですが、東南アジアの人って「バスマチ米の目玉焼きのせ」というのが好きですよね~。
忙しくって料理できない時なんかも、これで一食すませてくれて文句も言わない(!)ので、楽な相方をもったなあとしみじみ思います。

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