日々、お気楽に暮らしております私ですが、ちょっと不満なことがあります。
それは、ゴキブリ。
イギリスにはゴキブリはいないと言われています。そして私もそう信じてきました。
でも私、見てしまったんです。・・・ゴキちゃん。
地球温暖化の影響なのか、ロンドンは年々暖かくなってきているような気がします。そしてとうとう去年・今年の夏は、ゴキちゃんにさえ、ちらほら遭遇するようになりました。
主な発見現場はフラットからでた所の廊下(建物の中)です。日本で見かける彼らより2回りくらい小ぶりで、色もあんなにぎらぎら黒光りはしておらず、まあまあ許せる外見をしておるにはおるのですが。。。
そして、最大の相違点は、彼らは「遅い」。
日本のゴキくんたちは素早いけれど、こっちで私が見かけるのは、みんな死にかけてるかと思うほど遅いのです。
だから、これなら簡単だと思って相方にゴキくん退治を依頼したところ、断わられました。
相方が言うには「僕は仏教徒だから殺生はしない。」
私:え~、だって、ゴキブリやで~。
相方:ゴキブリといえども、生き物は生き物。彼らにも生きる権利がある。差別はいけない。
私:え~、そんな。。。私は可愛い犬と憎たらしいゴキブリやったら、思いっきり差別するよ~。
相方:それはいけない。それに、ゴキブリはゴキブリで勝手に生きてるだけだろう。君に迷惑かけてるわけじゃない。だから放っておいてやるべきだ。
私:え~。私、子供のころ蟻の巣穴に水いれて大量虐殺とかしたよ。
相方:(絶句)
私:それに、蚊なんて叩きまくるよ。だって、蚊は私に迷惑かけるもん。
相方:僕が出家して修行してたときは、瞑想中に蚊にくわれても我慢してた。
私:(絶句)
この問題は、私達の間では一生平行線のような気がする。
結局、相方はゴキ君を外に追い出してくれました。
ちなみに相方は、出家中の瞑想中に、蚊にくわれ放題でマラリヤにかかったという輝かしい過去を持っています。
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