Friday, 5 June 2020

スナック菓子のワナ。

先日、減ることを知らないワタシの体重についての記事を書きましたが、あれ以来、ワタシの体重は、自己最高記録を更新中です。


体重増加の原因は、自宅勤務で運動不足になっているというのもありますが、食生活の変化によるものも大きいかもしれません。

かつてのワタシは、大酒のみだったのですが、約二年半前にセミリタイアしてから一念発起、節酒活動に励んできました。


努力の結果、去年はなんと、年間休肝日260日を達成するくらいまで、酒量を減らしたのです。

年間休肝日260日という事は、平均して週5日の休肝日。

飲酒日が週2日という感じです。

年間休肝日がほぼゼロだった、セミリタイア以前のワタシに比べたら、雲泥の差ですよ。

なんか、「節度ある飲酒」って感じのレベルですよね。。

浴びるようにお酒を飲んでいた日々に終止符を打ち、そんな「節度ある飲酒」生活を始めたワタシ。

普通なら、お酒を減らしたら体重が減る人が多いようですが、ワタシの体重は、節酒によって減ることはありませんでした。

というかワタシ、浴びるようにお酒を飲んでたわりには、そんなに太ってなかったんです。

お酒を飲むと太るって言いますが、それはお酒と一緒におつまみを食べるからであって、ワタシのように、おつまみなしでひたすら飲むようなスタイルの呑み助は、それほど飲酒では太らないみたいなんですね。

肝臓へのダメージはマックスな感じがしますが。

そしてどうやら、ワタシはアルコールを減らすと、糖分を欲する身体の持ち主であったようで。

ビスケットやケーキ、チョコレートの摂取量が増えていったのです。

そんな中でのコロナウィルス騒動。

夫婦共々、在宅勤務で巣ごもり生活をはじめると、夫がワタシの、甘いもの消費量に危機感を抱き始めました。

夫:そんなに甘いものを食べたら、糖尿病になる!
  糖尿病は怖いんだよ!
  一度糖尿病になってしまったら、今後一生、
  好きなものを食べられなくなってしまうんだよ!

いやいや、まさに正論です。

おまけに糖尿病患者は、コロナウィルスに感染した場合に重症化する危険性が高いらしい。

甘いものを摂取を減らさないとなあ。

と、思っていたところ、ふと、スーパーマーケットで、あるスナック菓子を手にとってしまい、今度はそれにハマってしまったのです。

当分の摂取を減らすために、スナック菓子に手をだすワタシの浅はかさ!

そして、なんとなく、そのスナック菓子にハマって以来、体重が増加する一方なような気がするのですよ。

まあ、体重増加の原因として、そのスナック菓子だけを責めるのはフェアではないと思いますが(一番大きな原因は運動不足)、やっぱり、相関関係の存在は否めないのです。

と、いうワケで、これからしばらくの間、件のスナック菓子の摂取を減らして(やめない所がワタシらしい)、代わりにニンジンスティックをかじろうと考えています。

なぜ、ニンジンかと申しますと、ただ単に、英国ではニンジンが安いからです。

我が家から一番近いスーパーマーケットは、コンビニのような営業形態の小型店舗なのですが、一般的に小型店舗では安い商品をあまり置いていないのですが、そんなお店でも、ニンジンは500グラムで40ペンス(約56円)。

少し足をのばして大型店舗に行けば、1キロ が49ペンス(68円)で売ってます。

クリスマス時期には、セールになってさらにお得!

1キロ29ペンス(約41円)とか、19ペンス(約27円)とかになってました。


英国のニンジンは、甘くて、ニンジン臭さがなくて食べやすい。

生のまま、ざくざくとスティック状に切れば、おやつ代わりになります。

これからしばらくの間、口が寂しくなったら、ニンジンスティックをバリバリと食べようと思います。

はたしてそれで、体重が減るのかどうかはナゾですが。


Thursday, 4 June 2020

ミャンマー人にとっての瞑想は、日本人にとっての自転車に近い(ような気がする)

昨年、ワタシが初めて瞑想合宿に参加した時、周囲の反応が、日本人とミャンマー人で全然違うのに驚きました。


ワタシの家族や友人、会社の同僚にとっては、10日間の瞑想なんて未知の世界なので、みんな興味津々。

それに対して、夫(ミャンマー人)の友人達(ミャンマー人)は、「ちょっと人間ドックに入ってくる」と言った人に対するような反応です。

今年は、ワタシの周囲の人達も、二回目なのでそれほど驚きませんでした。
それででも、ワタシが一回目の苦しさに懲りずに、二回目に挑戦するという事に驚くというか、感心する人もいましたが。

日本人にとっては、「瞑想」というのはそれほど身近なものなのではないようです。

禅寺とかありますがね。

ワタシが子供の頃、ちょうど小学校に登校するために家を出るくらいの時間に、近くの禅寺の僧侶が托鉢で近所を歩いていたのですが、ワタシはそれが怖くて怖くて。

だって、黒い袈裟を着て藁の傘をかぶったお坊さん達が、何人も何人も、低い声で「オゥーーーーーーム」って唸りながら、縦一列に並んで練り歩いてるんですから。

近所のおばさんなんかは、その声を聞くと家から出てきて、お坊さんに寄付をしていましたが、子供心には、そんな僧侶達は恐怖の対象でしかなく。

「オーーーーー」のおじさんと呼んで、怖がっていました。

ワタシにとって、禅寺との初めての出会いは、そんな感じ。

当時は、彼らが、禅寺という種類のお寺で修行している僧侶で、朝に行列して練り歩くのは「托鉢」という修行の一貫であるという事を知りませんでした。

ましてや、彼らの修行の中に「瞑想」が含まれるという事も。

そういう事を学んだのは、その後、ずっと大きくなって、日本有数の禅寺の一つ、永平寺に見学に行った時です。

日本人にとって「瞑想」とは、禅寺で修行する僧侶が行う「特別」なものであり、一般人が日常に行うものではない、という印象があると思うのです。

でも、ミャンマー人にとって「瞑想」とは、とても身近なものなんですよねえ。

適当にミャンマー人をつかまえて、「瞑想のやり方しってる?」って聞いてみたら、殆どの人が、「知ってる」と答えるんではないでしょうか。

うちの夫(ミャンマー人)の様に、普段、日常的に瞑想している人となると、少し割合が減るかもしれませんが。

それはですねえ、なんとなく、日本人にとっての自転車のような感じなんですよ。

適当に日本人をつかまえて、「自転車乗れる?」って聞いてみたら、殆どの人が「乗れる」と答えるでしょう。

日常的に自転車に乗ってるかどうかは別として。

自転車に乗るのって、身体で覚えるスキルで、一回覚えたら忘れないから、日本では、子供が小さい間に教え込みますよね。

ミャンマーでは、それが「瞑想」なのです。

瞑想も、ある意味、身体で覚えるスキルで、一回覚えたら鈍ることはあっても忘れないから、ミャンマーでは、子供が小さい間に教えるんだと思うのです。

なので、ミャンマー人にとって「10日間の瞑想合宿に行く」というのは、日本人にとって「10日間のサイクリングツアーに行く」という感じなのかもしれません。

日本人にとっての、こんな会話が、

A: 今度の休みは、10日間のサイクリングツアーに行くんだ~。

B: いいなあ。ストレス解消もできるし、身体も引き締まるかも。
  ところでワタシ、最近運動不足で太ってるのよねえ。

ミャンマー人にとってはこんな風になるのでしょう。

A: 今度の休みは、10日間の瞑想合宿に行くんだ~。

B: いいなあ。頭がスッキリするだろうなあ。
  オレ、最近血圧高いから、10日間くらい瞑想したら良くなるかなあ。

そう考えてみたら、最初の反応の違いも納得です。

ちなみに、これはあくまでもワタシの私見ですが、ヤンゴン育ちのミャンマー人は、あんまり自転車に乗るのが上手くないような気がする。

サンプルは夫(ミャンマー人)一人なので、全く信憑性にかけるのですが。

だってヤンゴンって、二輪車(バイクや自転車)禁止なので、「サイカー」と呼ばれる自転車タクシーみたいなの以外は、街中で自転車乗ってる人、殆ど見かけなかったんですよ。

もしかしたら、今は自転車はOKなのかもしれませんが。

前回のミャンマー訪問時(202019年1月)には、Uber Eats みたいな、自転車のフードデリバリーをヤンゴンで見かけました。

フードパンダっていうのかな?パンダのマークのバッグを持ってました。

ミャンマーも、どんどん新しいビジネスが始まってるなあ。



Wednesday, 3 June 2020

ハックション、くそ~!

くしゃみをした時にいう言葉には、お国柄が表れますね。


日本の場合は、

「ハックション、失礼。」とか、

「ハックション、くそ~!」とか。

英国では、

「アチュー、エクスキューズ・ミー」というのが一般的でしょうか。

そうしたら、周りにいる人が、

「ブレッシュー」と言います。

これは、英語で書くと、Bless you. 

God bless you. (貴方に神の祝福がありますように!)が短くなったもののようです。

ここで神様が出てくるっていうのが、キリスト教国らしい感じがしますねえ。

さて、ミャンマーではどうでしょうか。

夫(ミャンマー人)は、くしゃみをする時、

「ハックション、ペアー!」といいます。

本来、ミャンマー人は、くしゃみをする時に「ハックション」とは言わないかもしれませんが、夫は16年も日本人のワタシと一緒にくらいしているので、どうやら「ハックション」がうつってしまったようです。

そして、「ペアー」というのは、仏様を意味するみたいです。

なんか、仏教国らしさを感じますね。

でも英国と違って、くしゃみをした本人が言うので、傍できいてるワタシにとっては、
日本人の「ハックション、くそ~!」に限りなく近く感じられます。

でも、全然違うのです。

仏様なのです!

くそと一緒にしてはいけません。反省。

でも、良く考えてみたら、「ハックション、失礼。」にしても、「ハックション、くそ~!」にしても、日本人がくしゃみした時に言う言葉には、宗教性がありませんねえ。

それだけ、日本人は全般的に、宗教についてはゆるいという事なのでしょうか。、

まあ、宗教についてゆるいの良いですが、他の国の人達が、神様とか仏様を持ち出してくるような場面で、「くそ~!」というのは良くないと思うのですが。

なんで、「くそ~!」っていう人がいるんでしょうね。

くしゃみをしたら、鼻水とかタンが飛び出してくるが嫌だから?

それとも、くしゃみは自分でコントロールできないので、それが忌々しいから?

自分の行いであるにもかかわらず、自分でコントロールできない「くしゃみ」。

だからこそ世界の人々は、「くしゃみ」を神様や仏様と関連付けるのかもしれません。

そして、神様や仏様を信じない日本人は、「くしゃみ」を「くそ」と関連付けるのです。


Tuesday, 2 June 2020

アマ○ンプライムのワナ

アマ○ンプライム。

主な特典は、アマ○ンで購入した品物の送料無料&翌日配達サービスを受けることができます。
それに加えて、電子書籍が読み放題、音楽も聴き放題、そして、アマ○ンプライムビデオへのアクセスも可能になります。

送料無料&翌日配達サービスなんて、別になくても良いと思っていたので、今まで入会しなかったのですが、新型コロナウィルスのせいで、家にこもっている毎日。

こんな生活もいつまで続くかわからないし、どうやら長丁場になりそうなので、エンターテインメントは多いにこした事はない、と入会してみたのですが、いやはや、これはしてやられました。

いざ入会してみると、送料無料&翌日配達って、すっごく中毒性があるのですね。

他のサービスは、消費者に体験入会を促すためのエサ。

アマ○ンプライムのサービスの主軸は、送料無料&翌日配達です。(キッパリ!)

入会前は、アマゾンで欲しいものを見つけても、それが少額商品の場合はけっこうな送料がかかるから、チェックアウト前で一歩立ち止まっていました。

でも、送料無料にするために、そんなに欲しいわけではないモノまで買ってしまうのはムダ使い。

緊急に必要なものでないならば、とりあえず今はカートに入れておいて、他に欲しいものが出てくるまで待とう。

となっていたのです。

それがですねえ。

アマ○ンプライムに入会して、送料無料&翌日配達という2大サービスを手に入れて以来、欲しい物を見つけたら、送料の事を心配せずに、そのままスルスルとチェックアウトに進み、最終確認ボタンをポチっとするようになったのですよ。

これはすごい。

電子書籍や音楽や、動画の視聴を目当てで入会した人だって、きっと、欲しいものを見つけたら、悩むことなくポチっとしてると思うのです。

だって、送料の壁がないんですから。

でも、宅配業者の方々は、大変だろうと思います。

新型コロナウィルスの影響で、ただでさえお仕事が増えているところに、我が家のように、送料を支払っていないアマ○ンプライム消費が、ちょこちょこ買いをするなんて。

良くないなあ。と思いつつ、ついつい、ポチっとしてしまう。

アマ○ンプライムのワナに、まんまとハマってしまった我が家です。



Monday, 1 June 2020

減ることを知らないワタシの体重。

コロナウィルスに係る都市封鎖が始まる前、ワタシが最後に会社に行ったのは3月3日の事。

自宅勤務をはじめて約3ヶ月が経ちました。

その間、ワタシの体重は減ることを知りません。

たとえ週2日の出勤とは言え、会社に行くっていうのは運動になっていたんだなあ、と実感。

自宅から駅まで徒歩5分。

電車に15分程のって、乗り換えてさらに15分。

個人的な好みのため、会社事務所の最寄駅ではなく、事務所から徒歩20分くらいの駅で降車。

そこから会社まで徒歩20分。

会社の中でも、お茶を作りにキッチンに行ったり、トイレにいったり、他の部署の同僚の席に顔をだしたり、何かと歩いているようです。

お昼はランチを調達に、会社の事務所を出て街をふらふら。

仕事が終われば、再度、会社から駅まで徒歩20分。

電車に15分乗って乗り換えてさらに15分。

駅から自宅まで徒歩5分。

これで大体、6000歩くらい歩いていたんですね。

引きこもり生活の今は、毎朝、自宅近所の公園でウォーキングをしています。

自宅から公園が徒歩5分くらい。

公園内を、どういう風に歩くかによって、ロングコースとかショートコースとか選べます。

ショートコースは約30分。ロングコースで、約40分くらいでしょうか。

自宅から公園までの往復を含めると、ショートウォークで約40分、4500歩くらい。
ロングウォークだと約50分、5500歩くらいです。

ロングウォークした日でも、通勤よりも歩数が少ないのね。

自宅に引きこもるという事は、かなり意識的に運動しないと、運動不足になるんやなあ。

というわけで、ワタシの体重は減ることを知らないのです。