Monday 17 December 2018

「フルタイムで働いてるから」と自分に甘いメタボ家計

フルタイムで働いていた頃、特にセミリタイアする前の数年間は、
仕事が忙しかったというのもあって、
「フルタイムで働いてるから」
と自分を甘やかした、メタボ家計でありました。

それは自覚していました。
だって、ワザとやってたから。

ワタシのポリシーとしてましては、
ある程度の収入がある時は、家計はメタボにしておいて
もし、どちらかが失業するなど、何かが起こった場合に、
節約でスリムにする余地を残しておいたほうが良いと思っていたのです。

我が家の場合、子どもがいなくて共働きしてると、
二人とも安定してフルタイムで働くと、
無理して節約する必要はあまり感じないのです。

そんな状態であるにも関わらず、頑張ってスリムな家計に
してしまったら、いざ、何かが起こった場合に、
削るところがなくて困ってしまうじゃないですか。

普段からスリムな家計にしておいて、
余ったお金を貯金していざという時に備えておけば良いという
考え方もあると思います。

そしてそれは、とても全うな考え方だと思います。

でも、言うのは簡単ですが、実際に実行するのは難しいのです

そして、ストレスもたまります。



フルタイムで働いてストレスをため、
疲れた身体にむち打って節約してストレスをため、
いざという時のためのお金を貯める。

なんか、虚しいではないですか。

それならば、せめて、

フルタイムで働いてストレスをため、
でも、ムリな節約はしないので、ストレスはそんなにたまらない、
結果、そんなにお金も貯まらない。

このほうが、ちょっとはマシだと思ったのです。

そして、メタボ家計だと、いざとなったらスリム化する余地があるので、
ある意味、いざという時の備えにはなっているのです。

いや、やっぱりおかしいな。

どう考えても、普段からスリム家計にしておいたほうが、
蓄えることが出来る金額は多いですよね。

我ながら、やっぱりこの考え方はおかしいんだけど、
おかしいなりに、なかなか使えるポリシーなんです。

人生山あり谷あり。

悪い時もあれば良い時もある。

悪い時は、どうせ切り詰めた生活をする事になるんです。
なので、良い時くらい、ちょっとダラけて楽しておかないと。

たとえ良い時に蓄えた貯金があったとしても、
貯金を切り崩しながら生活するのは精神的にキツイので、
できる限り貯金には手を出さないようにするだろうから、
いざという場合には、結局、生活レベルを落として対応する事になるのです。。

もちろんいざと言う時のための貯金は必要ですが、
ある程度の備えさえ確保しておけば、
それ以上増やしてもあまり関係ないというのが持論です。

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