Thursday 8 August 2019

Achiever という人種と Can do attitude

Achiever と Can do attitude  の、シックリ来る日本語訳が思い浮かばなかったので、
今日のタイトルは、ルー大柴な感じです。

なので、この記事の内容も、全体的にルー的な感じになる予定です。

Achiever とは、直訳すれば、「何かをAchieve (達成)する人。」

でも、ここでワタシが言いたい文脈でのAchiever は、
「達成する人」という訳語はピンと来ないのです。

まあ、Loser の反対です。

Loser を「負け組」と訳すならば、Achiever は「勝ち組」でしょうか?

「達成者」よりは、「勝ち組」の方がピンと来ます。

そして、Can do attitude っていうのは、

「オレはデキル!オレはデキル!という姿勢」

「オレはデキル!」と二回繰り返しているのがポイントです。

つまりワタシとしては、「ちょっとウザイ」というニュアンスのあるのです。

ビジネスシーンでは、特に Achiever 達によって多様されている言葉で、
「ちょっとウザイ」と感じない人たちの方が大多数かと思いますが。

でも、ワタシのような、Non-Achiever にとっては、やっぱりウザイ。

だって、できないものは、できないでいいじゃない。

「オレはデキル!オレはデキル!」って、自分をだましてまで
やる必要はないと思うのですよね。

まあ、それをやるから、彼らは Achiever 「勝ち組」になるのでしょうが。

さて、ロンドンに住んでいると、時折、ワタシとは全く接点がないような人と
お話できるような機会があって、なかなか面白いです。

皮肉でもイヤミでもなく、本当に興味深いです。

先日、ちょっとした場で、そんな Achiever の一人と同席する機会があり、
楽しくお話を拝聴させていただきました。

なんと、GAFA (Google, Amazon, Facebook, Appele)の一つにお勤めの
ITエンジニアで、趣味はマラソン。

マラソンが趣味の人って、Can do attitude」の権化のような精神力をもち、
身体的にもタフなので、就職の際にも、好感をもたれますよね。

仕事で超多忙にも関わらず、スキマ時間を見つけてはトレーニングに励み、
ホリデーついでに世界中のマラソン大会に挑戦して、
ここのマラソも走った、あそこのマラソンも走ったと、武勇伝を語る彼。

そして、話が上手いので、面白い。

そんな場で、ふとこちらに話題をふられて、職業を聞かれたりすると、
ワタシは少し卑屈になってしまいます。

インドアで、ひたすら数字とにらめっこする Accountant。

グラマラスなライムライトを浴びることのない、地味な職業です。

だったら」「彼の事がうらやましいのか?と問われると、そうではないのです。

彼みたいに、きらびやかな経歴をもって、マラソンなんかも走っちゃいたい?と問われたならば、

「いやいや、そんなに精力的に色々な物事に挑戦したくない」というのが本音です。

ワタシはひたすら、じっと座って、ダラダラしていたい。

Achiever という人種や Can do attitude という姿勢は、ワタシとは対極にあるモノですが、そもそもワタシは、そんなモノを求めていないのです。

だから、「ちょっとウザイ」とは感じるのは仕方ないとしても、
忌み嫌う必要はないかと、彼を見て、少し考えを変えました。



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