Tuesday 27 August 2019

夫(就職活動中)が、面接で言ってみたいこと。

我が家は結婚以来、ずっと共稼ぎだったのですが、
昨年、人生に疲れたワタシが、とうとうフルタイム勤務からドロップアウトして
セミリタイアを決め込んでしまった結果、現在、我が家の家計の大半は、
夫の肩に重くのしかかっています。

そんな夫の勤務する会社に、不穏な動きが、、、
という記事を、先日書きました。

夫の会社の不穏な気配。

従業員の約10%をリストラした上で、英国からの撤退可能性を
ほのめかされたわけですので、夫を含め、夫の会社の従業員は、
全然ヤル気がありません。

なにかと理由をつけて自宅勤務を決め込み、転職活動に励む日々。

夫も、瞑想ホリデーから帰ってきて、そろそろ本腰を入れて
転職活動を始めようかというところです。

頭もスッキリしたことだしね!

夫は、現在の会社が4社目、つまり転職暦3回。
(その内2回はリストラによる)

転職活動は、慣れたものです。

そんな夫なのですが、やっぱり面接は嫌いみたいです。

特に嫌いなのは、夫が言うところの HR Question (人事からの質問)

面接の質問には、大きく分けて二通りあります。

技術的な知識を問う質問、Technical Question と、
人事の人が聞いてくる一般的な質問、HR Question

HR Question (人事からの質問)とはどんな質問かというと、
  • 貴方は弊社に、どのように貢献できると思いますか?
  • 5年後、貴方はどうなっていたいですか?
という感じの、毒にも薬にもならないような質問です。

こんな質問、皆答えを準備してきているだろうし、
正直に答える人なんていないと思うのですよね~。

なので、聞くだけ時間の無駄だと思うのですが、
きっと、面接ってあまりにも短いと候補者に不信感を抱かれてしまうので、
ある程度の時間話さないといけないから、
時間つぶしにやってる質問だと思うのですよね。

まあ、いろいろ話させて、候補者の話し方とかを観察してるとは思うけど。

内容は、そんなに重要視してないと思うのですよ。

ぶっちゃけた所。

まあ、まともな事を言った人は、「ちゃんと宿題やってきたな」と
及第点がもらえるだけで、「この質問の答えがよかったから採用!」
っていうのは、HR Question ではあまり無いのではないのかと。

まあ、そんなのにだまされるHRの担当者もいるのかもしれませんが。

HRからの質問で、HRが答えの内容を気にするのは、
例えば職歴にギャップが有る場合に、その間何をやってたかとか、
そういう質問だけだと思う。

正直な所、英国は終身雇用制度なわけでもなし、
採用したとしても、5年勤めてくれるかどうかもわからない候補者が、
5年後どうなっていたいかなんて、会社には関係ない。

重要なのは、今、何ができるかという事と、
新しい事に挑戦する意欲があるかどうかという事。
そして、新しい事を学んで身につける能力がありそうかどうかと言う事。

あとは、例えば営業職なら、人間的に魅力があるかどうかですよね。

そんなもの、その人から滲みでてくるものであって、
質問の答えの内容からは図れるものではありません。

例えば、自分が5年後どうなっていたいかという質問をされたとして。

答えの内容は平凡でも、キラキラとした希望に満ちた瞳でもって、
熱心に語られたら、ああ、熱意のある人だな、と思うし、

逆に、内容はどんなに奇想天外で壮大な夢でも、
淡々と話されてしまうと、クールな人だな、と思う。

そして、その会社が熱意あふれる人を求めていたら、前者を採用するし、
冷静沈着な人を求めていたら、後者を採用するでしょう。

そんなもんだと思うのです。

なので、答えの内容は関係ない!

そして夫は、今回の転職活動で、ちょっとばかり、
それを実験してみたいような気持ちもなきにしもあらず。

5年後、貴方はどうなっていたいですか?

と質問をされたら、

5年後は結婚20周年なので、記念にクルーズ旅行に行きたいです。

と、答えてみたい。

これは、めちゃくちゃ正直な、ウソ偽りのない答えです。

こう答えて、いったいどういう結果がでるか。。。

ぜひ一度、やってみたいそうです。

そういうワタシも、もし今後就職活動することがあったら、

貴女のUSP(Unique selling proposition:独自の強みや魅力)は?

という質問に、

上司が常務になる星の下に生まれた事です

と答えてみたいのです。

欲の皮がつっぱった中間管理職が、採用してくれるかもしれないしね。


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