Sunday 20 October 2019

ブレグジット迷走。こうなったら、野党のせいで合意なき離脱になるかも?

先日、ボリスがEUと英国のEU離脱案の合意にとりつけました。
https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2019/10/eu.html

でも、英国の政権とEUが離脱案に合意したと言って、そしてEUの首脳会議も離脱案を承認したからと言って、まだまだ安心していられません。

まだ、英国議会という最大の難関が待ち構えているのです。

離脱案の合意は、メイ首相に続いて二度目です。

前回の合意案だって、英国議会にコテンパンに否決されたわけですからね。

今回はどうなるかなあ。やっぱり否決かなあ。

なんて、ニュースをちらちらと見ていると、

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英議会は19日、離脱期限の来年1月末までの延期要請を求める内容の動議を可決。ジョンソン首相がEUとまとめた合意案の採決は見送られた。10月末の離脱期限まで2週間を切っているが、離脱はまたも遠のいた。

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どうやら英国議会、今回は新手の方法にでてきました。

EU離脱案の採決を先送りにするという。

これを受けて、ボリスはEUに延期を申請したそうです。

でも彼は、延期の交渉をするつもりは無い様子。

英国議会(というか野党連合)は、何を考えているのでしょう?

この期に及んで、延期を申請すれば、それがすんなり受け容れられると考えているのでしょうか?

ボリスがEUと延長についての交渉をするつもりが無い以上、もし、EUが難色を示せば、合意無き離脱への可能性が高まることもあると思われます。

そして、もしEUが延期申請を受け容れたら、もう、このブレグジットは、当分解決しないでしょう。

下手したら、あと10年くらい、離脱離脱詐欺を続けることになるのでは?

でも、それは歓迎できませんね。

英国内には、EU離脱以外にも深刻な問題が沢山あります。

すでに英国民は、貴重な国会議員の時間の多くを、ブレグジット問題に割いている事について不満を感じています。

これ以上、ブレグジット問題を長引かせて、他の国内問題がおざなりになってしまうと、さらに国民の不満がつのるでしょう。

英国民の多くは、もう、ブレグジット問題に飽きたと言うか、どうでも良くなってきているのではないでしょうか。

合意するならする、しないならしないでスパッと合意なしで離脱する。

その結果、一次的に景気が悪くなっても、せいぜい10年くらいのもの。

10年離脱離脱詐欺を続けるよりマシだと思うのです。

まあ、ワタシは英国民じゃないから、無責任にこんな事が言えるのかもね。


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