英国では、英国議会のEU離脱案採決見送りを受け、EU離脱派が二度目の国民投票を要求するでもしているようですね。
このデモに参加している人達って、何を考えているんだろう。
民主主義っていうのは、突き詰めれば多数決。
例え僅差でも、少数派になってしまったら負けるのです。
それでも、議会の存在によって、ある程度少数派の声も取り上げてもらえますが、国民投票なんて、多数決の最たるもの。
議論しても決まらないから、多数決で決めよう!っていうのが、国民投票。
なのに、その結果が気に入らないからもう一回やろうなんて、短絡的にもほどがある。
もしもう一回国民投票をやって、残留が勝ったとしたら、今度は離脱派が黙っていないでしょう。
離脱派が、今は1対1なんだから、もう一回国民投票をやるべきだと主張するかもしれません。
そもそも議論しても決まらなかったような玉虫色の問題なんだから、やればやるほど玉虫色に磨きがかかるだけで、解決からは遠ざかる一方のようなきがするのですよねえ。
前回の投票では、国民投票というモノの重要性を深く考えずに、投票に行かなかった人(残留派の若者に多いと思う)や、前回の国民投票の時点では、事の重要性がよく分かっていなかったと、今になって考えを翻している人達(離脱に投票した人)もいる。
そういう人達は、今は自分が間違っていたと身にしみて感じている。
人間は間違いを犯す生き物なのだから、そういう人達にセカンドチャンスをあたえるのが、民主主義だ。
という主張をする人もいるんですが。
そうなったら、もうそれは、そもそも、民主主義における国民投票のあり方について問うべきだと思うのです。
まずは、「民主主義国家として、二度目の国民投票というのはアリかナシか」という国民投票でもやってみたらどうなんでしょうかねえ。
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