Saturday, 30 November 2019

飛行機より鉄道の方が、本当に環境負荷が低いのか?

スウェーデンの環境活動少女、グレタさんが、環境会議COP25の開催場所が急遽チリからスペイン変更になって困っていたようですね。

無事、ヨットに乗せてもらえる事になって一件落着らしいですが、ホンマにこの娘は、人騒がせな娘やなあ。

あんな細っこい女の子が一人乗ったくらいで、飛行機のCO2排出量が劇的に増えるとは思えないのですがねえ。

そんな、人騒がせな環境活動少女、グレタ嬢に問いたい。

本当に、飛行機よりも鉄道の方が、環境負荷が低いのでしょうか?

たとえば、ミャンマーの僻地に行きたいとします。

鉄道で行こうと思ったら、線路を敷かなくちゃいけません。

じゃあ、車かバスで行こうとなると、今度は道路が必要です。

まあ道路は、現地に住む人達の生活にも必要ですから、かなりの僻地でも、舗装されていないガタガタの道ならあるでしょう。

4輪駆動車を調達すれば、そんなガタガタ道でも何とかたどっていくことができるでるかもしれません。

でも、それは結構命がけです。

発展途上では、山間部でのバス事故が多いですが、それはやっぱり、道が悪いから。

崖沿いの細い道にも、ガードレールなんかないですからね。

場所によっては、車で渡れる橋がない川もあったりします。

橋はあっても、何百キロメートルも迂回になるとか。

そうなると、渡し船。渡し舟には車は載せられないから、その後は徒歩。

陸路での移動は、場合によってはそんなに簡単ではないのです。

世界中が、ヨーロッパのように線路や道路などのインフラが整備されているわけではありませんし、平坦な地形ばかりではありません。

でも、飛行機ならば、目的地に空港を一つ作ってしまえば、ピュ―ンと飛んでいけるのです。

空港は無理でも、飛行機が発着できる程度の空き地があればOKです。

線路を敷いたり道路を作るより、よっぽど環境への負荷が低いと思います。

陸路を移動するのは、一見、環境負荷が低いように思えるかもしれませんが、そのインフラを整備する段階で、環境にかなり大きな負荷をかけているのです。

国によって地形や自然環境は様々ですし、そんな国内のいたるところに道路網を張り巡らせるのは、そう簡単な仕事ではありませんし、お金もかかります。

国内に道路網を整備するだけのお金がないだってあります。

ミャンマーの田舎で、日給5ドル程度で、ひどい時には税金の代わりに無償で労働力を提供しろと道路工事に駆り出されている女性達を目にした事があります。その中には、グレタさんと同世代の少女も含まれていた事でしょう。

グレタ嬢には、そんな発展途上国の道路工事現場で働いている、同世代の少女の姿を見てほしい。
そして、彼女達の人権を守る運動も併せてやってほしいもんです。

先日は、グレタさんの肩を持ってみましたが、本日は、彼女の視野の狭さについて、ワタシの思う所を書いてみました。

環境活動家グレタさんが、いろんなヒトとケンカしてる。
https://floatingonwatermeditate.blogspot.com/2019/10/blog-post_5.html

ってか、なんでワザワザ行くの?テレビ会議でええやん!

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