Friday, 15 March 2019
アルコール依存症の治療は、絶対に断酒でないとダメ?
アルコール依存症 やめられないなら、まず「減酒」で…心身回復、重症化予防
インターネットにこんな記事がありました。
この記事は、次のような一文で始まります。
「アルコール依存症の治療は、酒を全く飲まない「断酒」が基本だが、途中で断念してしまう人が少なくない。最近、まずは飲酒量を減らし、心身の回復を目指す「減酒」が注目されている。」
えええ。知らなかった。
「減酒」って、アルコール依存症の治療とはみなされていなかったんだ。
この記事はヤフーニュースの記事なので、コメント欄があるのですが、
コメント欄を見てみると、驚いたことに、
アルコール依存症の治療には減酒は意味がない。
一滴でも飲んだら元の木阿弥。
という意見の多いこと。。。
今までワタシ、自分はアルコール依存症だと思っていて、
セミリタイアしたのを契機に、このままではいけないと一念発起、
「減酒」というか「節酒」に励んでいるのです。
ワタシは個人的には「節酒」という言葉の方が好きなので、
「節酒」と呼んでいますが、まあ、同じことでしょう。
このブログにも、節酒・休肝日というレーベルを作って、
時折、進捗状況や目標をこちらで発表する事によって、
モチベーションを維持させてもらっています。
そんなワタシですが、一昨年までは毎日飲んでたんですよ。
それも毎日けっこう大量に飲んでて。
だからワタシは、依存症だったんだと思うんですよ。
でもね、前述した通り、去年のはじめのセミリタイアしたのを契機に
「節酒」をはじめた結果、去年はめでたく休肝日183日を達成しました。
一年の半分が休肝日、つまり、飲酒日を二日に一日の割合まで減らす事が出来ました。
とは言っても、一年間、むらなく二日に一日飲んでいたわけではなく、
旅行にいったら10日間くらい毎日飲んだくれ、
普段の生活では禁酒期間を定めて、まとまった日数の禁酒に挑戦したりもしてました。
Go Sober October という、英国のチャリティー禁酒イベントにのっかって、
一ヶ月禁酒 にも挑戦しました。
そうやって、一週間、10日、1ヶ月、また10日、という風に、
断続的に禁酒を繰り返した結果、体質が変わってきて、
身体がそんなにアルコールを消化できなくなってきたんです。
まあ、早い話が、弱くなってきたんです。
そうすると、すぐに酔っ払うので、飲酒日の飲酒量も減るし、
ちょっと油断して深酒すると、すぐに二日酔いになるようになったので、
気をつけるようになりました。
そしてだんだん、禁酒するのが楽になってきたんです。
なので、今年は休肝日を年間260日まで増やし、
今後はこのペースでやっていけたらなあ、と考えています。
ワタシが思うに、「断酒」だと、どうしても始めるハードルが高くって、
明日から、来週からってずるずる引き延ばしちゃうけど、
「節酒・減酒」ならその逆で、
今日だけ禁酒、来週までの3日だけ禁酒っていう風に、
比較的気軽に始められるんじゃないかなあ、と思うんです。
それともワタシは、自分でアルコール依存症だと思っていただけで、
実は、アルコール依存症の一歩手前程度だったのでしょうか?
病院で診断されたわけではないので、その辺りは分からないのです。
「節酒・減酒」は、アルコール依存症の一歩手前や、
軽度の患者には有効なだというのが、実際の所なのかもしれません。
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