Thursday 21 March 2019

ますます玉虫色の様相を示してきた英国EU離脱問題。

最近の英国は、連日ブレグジット関連のニュースでもちきりです。

まあ、もうすぐ締め切りですからねえ。
今の英国議会は、宿題に追われる夏休み最終日の子供みたいなんもんです。

先日EUは、「EU離脱時期の延期について、離脱の条件を定めた協定案が
29日までに英議会で可決されることを条件にする」という考えを示しました。

なんか、禅問答みたいな条件ですね。

EU側は、これ以上合意案について交渉するつもりはなく、
英国議会下院の議長が、「合意案が前のものと『同じ』なら、
3度目の採決は無し。」という判定を下した以上、
これは無理ゲーではないですか。

ブレグジットの行く末は、ますます玉虫色の様相を示してきております。

いや、玉虫色なのは、英国議会とEU議会の胸の内かな。

っていうか、もうスパッと合意なき離脱しちゃえば?って思いますよね。

すべての関係者の、時間と労力の無駄です。

この時間と労力を、合意なき離脱後の混乱への対応に使ったほうが、
建設的なような気がする。

リーマンショックから約11年。

せっかく景気がちょびっと上向いてきたかなあ、っていうところで、
再度大きなショックが起こるのは残念です。

残念ですが、まあ、リーマンショックも10年くらいで回復したんだし、
きっとノーディールブレグジットショック(合意なき離脱ショック)も、
10年もしたら、そこそこ回復するんでないかい?

その間は、熊が冬眠するように、
じっと耐え忍んで、やり過ごそうと考えています。

その手始めと言ってはなんですが、
次回の旅行はヨーロッパ外に行くことにしました。

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