Wednesday 20 March 2019

ミャンマーで住宅購入できるかなあ?

夫(ミャンマー人)の言うことにゃ、
現在、ミャンマーの銀行預金金利は8%もあるらしい。

預金金利で8%なら、貸出金利はいくらなんだろう。。。

ググッてみたら、13%という数字がでてきます。

13%かあ。

日本のバブル期に、住宅ローン金利が8.9%まで上昇し、
その時期に借りた人は返済が大変だったと記憶しています。
バブル崩壊後、上手く借り替えられた人達は、
なんとか何を逃れたと思うのですが。。。

8.9%でそんな感じなのですから、13%なんて金利では、
長期の住宅ローンなんて借りられません。

そしてなんと恐ろしいことに、ミャンマーでは、つい最近まで
不動産の取引は、現金払いが主流だったそうです。

一般庶民には、不動産購入はほぼ不可能ですよね。

まあ、少し前までは、自分でビジネスをやってない人は
銀行口座すら保有していなかったらしいですから。

現金社会なんです。日本以上に。

でも、最近は一般庶民にも銀行口座が普及してきたようで、
住宅ローンサービスを提供する銀行も出てきているようです。

とはいえ、金利が金利ですから、25年とかで借りちゃったら、
最終的な返済額がいくらになるのか、計算するのも恐ろしい。

でも、面白そうなので計算してみました。

1億ミャンマーチャット(約722万円)を、
年利13%で借りて、25年の元利金等返済で返済すると、
総返済額は、約3億4200万ミャンマーチャット(約2470万円)となります。

元金の3.4倍かあ。

きついなあ。

いくらミャンマー経済がインフレ基調といえども、3.4倍はきつい。

ワタシの感覚では、7%くらいで借りて25年の元利金等返済すると、
返済総額が大体2倍くらいになると思うんですが、
それくらいが、ギリギリ許容範囲だなあ。

今のミャンマーの金利では、長期ローンを組んでの、
住宅購入はちょっと難しいと考えます。


ところで、最近のヤンゴンでは、雨後の筍のようにニョキニョキと
新しいショッピングセンターが出現しているのですが、
雨後の筍はショッピングセンターだけではありません。

ステキなアパートメント(彼らはコンドって呼ぶのかな)も
ニョキニョキと生えてきています。

夫(ミャンマー人)の友人が、悲願達成、コンドの一つ購入したのですが、
たしか、分割払いみたいなので購入してました。

予定金利込みの金額を、5年とか10年くらいかけて支払う。
どちらかというと、車のローンに近いような感じ。

調べてみると、ミャンマーのエーペックス銀行が始めた
新しい住宅ローンサービスは、5年ローンみたいですね。

1億ミャンマーチャット(約722万円)を、年利13%で借りて、
5年の元利金等返済で返済すると、いくらになるんだろう?

計算してみると、返済総額は、1億3800万ミャンマーチャット(約996万円)

1.38倍です。

あ、これなら許容範囲だわ。

でも、5年で返済って、普通の人には無理よねえ。
なにか自分でビジネスやってる社長さんとかでないと。

ミャンマーでマイホーム。

まだまだ、一般庶民には手が届きそうにありませんね。

では、ワタシのような外国人にとってはどうか?

現在、ヤンゴンの不動産価格はかなり高騰しており、
ちょっと割高かなあ、というのが正直な感想です。

なので、ワタシは今は手をだしません。静観中です。

ちなみに、ミャンマーでは外国人の不動産購入には制限があります。
外国人購入可となっている物件しか買えないのです。

つまり、ステキな外国人向けコンド=割高な物件しかないので、
ちょこっと気軽に不動産投資、というワケにはいきません。

ヤンゴンに家があったら、便利だとは思うんですが
世の中、そう上手くはいかないのです。

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